CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
SPONSORED LINKS
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
ハッカーと画家
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
Paul Graham, 川合 史朗
スパム対策に欠かせないベイズ理論とは? (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/07/news069.html

2/6に、ポール・グラハム著『ハッカーと画家』のトホホぶりをamazon.co.jpで指摘したら、途端に、ITmediaでポールグラハムを持ち上げる記事が載っていました。なんだか知りませんが、このメディアは、以前、ハイビジョン放送についてdoblogで指摘したら、すぐ意固地な反論が返ってきていて、まるで、僕の書いていることをいちいち気に病んで監視しているかのようです。

129ページの、「一方の集合にのみ現れる単語の確率はどうするかという問題もあるが、これも試行錯誤から0.01と0.99とした。」は、アメリカ人の拙速ぶりを最初の方で散々説明した後のことなので、弁解はされてはいるのですが、でも、それを天才と持ち上げちゃあまずいでしょう。

2頭の馬が過去に1度だけ対戦している時にでも、勝ったほうの馬が負けたほうの馬に勝つ確率を0.99と推定してしまう様なプログラムを作った人を天才と祭り上げて、ありがたがるなんて、本当にアメリカ人はどうかしていますね。尤度関数はどこに行ってしまったのでしょう?

ベイズ統計が必要になるのは、サンプル数が限られている場合です。サイコロで1の目がでる確率は、情報がなくても1/6だし、1億回転がした後でもほぼ1/6ですが、4回の試行で1の目ばかりが出たとすると、あくまでもデータに忠実にそのサイコロで1の目が出る確率は1/2であると推定するわけです。1しかでないからって、かならず1がでるとは限らないけれど、計算できないから決め打ちで0.99にしようとかいうのはベイズ統計ではありません。14回の試行で1ばかり出たら3/4という風に、ベイズ統計では試行によって情報が追加されるたびごとに確率が更新されて行きます。

>> MSも注目する“ベイズ”って何だ
http://www.oricom.co.jp/marketing/0112252.html

これなんかも、思い込みを数式にまぶした解説ですね。この類の説明を何度か経ると泥だらけになって、符号があってれば良いとか、DIV0のエラーがでなければよいという水準に落ちぶれていくのでしょうね。
| 反米 | 02:21 | comments(14) | trackbacks(1) |
| 1/2PAGES | >>